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鬱映画「子宮に沈める」を見て欲しい

かなりインパクトのある映画タイトルですよね…。ずっと見たいなーと思っていたんですが、今回やっと見ることができました。はじめに、ハッピーエンドが好きな方や穏やかな気持ちになりたい人は絶対に見ない方がいいと思います。ここ数年で見た映画の中で、1番胸糞悪い映画でした。褒めてます。誰も救われません。私は元々重い映画や鬱映画が好きなので、すごくいい作品だなと思いました。

ふわっとしたあらすじ

大阪2児餓死事件という実際の事件を映画化した作品です。簡単に説明すると、2人の幼い兄妹が 母親の身勝手な理由による育児放棄のせいで苦しめられる記録って感じですかね。その子供達の母親が、一方的に夫から離婚を切り出され別居し、家庭内がおかしくなっていく所から始まっていくお話です。

子宮に沈める 感想

怖すぎる。精神的にえぐれる。この言葉に尽きます。変に血がすごい出る映画とかより10倍は怖い。最後の20分間ぐらいは冗談抜きで目が離せませんでした。そんなことが現実にあっていいのかってぐらい残酷な話でしたね。ネットでは「見ない方がいい映画」として叩かれてたりもするんですけど、私は人生のうちに1度は見ないといけない映画かなと感じました。子供を産みたい人は産む前に見るべき映画かなと。こういうノンフィクション映画って割とオブラートに包んでて、リアリティがないものも多々あるんですけど相当リアルです。あんまり書くとネタバレになっちゃうんでアレですけど、圧倒的に母親は許されないことをしているしどんな理由があっても身勝手に育児放棄をしてはいけないとは思うんですが、自分も子供を産める年齢で「女」という立場でこの映画を見ると、何度も子供達よりも母親と気持ちが重なってしまって胸がえぐれました。1番の加害者であり被害者でした。子供のことを1番に考えている、本当にどこにでもいるような素敵なお母さんが、1つボタンをかけ間違えるだけで簡単に底辺に落ちていくんだなと恐怖を覚えます。なんだろう本当に言葉が止まらなくなる映画だったんですよ。負の感情にしてもここまで人の気持ちを動かす映画ってすごい。泣けるというか、ただただ唖然とする、見終わってからもしばらくエンドロールを見つめてしまう虚無感を味わえる映画でした。

撮影の仕方がすごく好きだった

これは私の偏見でもあるんですが、どの映画でも「みなまで説明する映画」ってあまり心にはいってこないんですよね。こっちが細かい部分まで考えながら、隠れたメッセージを拾いながら見るのが基本的に好きなのでそういう面ではこの映画すごくよかったです。すごく作り込まれてる印象を受けました。人が画面からフレームアウトして家具しか映っていない状態でも撮影が続いていたり、音だけで物事を伝えるシーンがいくつかあったり。たぶんまた数回見るといろいろ発見がある映画だと思います。人によっては分かりにくい作りかもしれません。いや良かった。気分が悪くなるけどもう一回みたい。みんな本当に演技が上手でした。母親怖すぎ。

子宮に沈めるレポまとめ

怖いのが苦手じゃなければぜひみて欲しいですね。幸せな気持ちにはなりませんけど、鈍器で殴られたような衝撃というかマイナス方向での感情経験値がつめます。おやすみプンプンの最終話レベルですねこのやるせなさは。サスペンス要素がすきな方はぜひぜひ。何度もいいます!!気分が悪くなります!!万人受けしません……!!!見る方は自己責任で、憂鬱気分を味わってください!わたしはめっちゃすきでした。

鬱つながりで、おやすみプンプンもよければどうぞ。ウルトラ鬱漫画です。

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